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社員総会

2020年度社員総会のご報告

1.2020年度社員総会の報告
2021年5月31日午後3時40分からオンライン方式により2020年度社員総会を開催しました。
その概要は次の通りです。

報告事項
第1号報告 2020年度事業報告に関する件。

2020年度は年初に発生した新型コロナ感染症が遂に終息を見なかったことから、当協会の活動も
様々な制約を受けました。ことに外国との人の交流が事実上差し止められたため、海外向けの
新規事業開拓は全面的に凍結された状態が続きました。一方、国内においては、コロナ感染症対策
による制約を受けながらも自治体向け案件を中心に着実に推進することが出来ました。
主要な事業の概況は以下の通りでありました。

 ①ロシア向け業船案件についてはシリーズ建造のための機器の成約と出荷が継続して行われていますが、船主側から期待 されている新規事業への協力についてはコロナ禍の沈静化待ちであります。
 ②高知県土木事務所向け港内海面清掃船の設計業務を受注し、納入しました。
 ③東京都港湾局向け低環境負荷型船の調査検討業務を受注し、納入しました。
 ④沖縄総合事務局石垣港湾事務所向けの業務艇検討業務を受注し、納入しました。
 ⑤上記の外に複数の自治体から次年度に向けた引合いを頂き、参考見積を提出しました。
 ⑥捕鯨船の新造案件に会員の取りまとめ役として参加し、支援業務を行ないました(継続案件)。
 ⑦当期においては、設計会員1会員、賛助会員2会員が新規加入されました。これにより
  現在は設計会員27、賛助会員41となっております。


第2号報告 2021年度事業計画に関する件。

 前期までに海外事業を中心として活動基盤が整ったこと並びにコロナ禍による人的交流の制限が続くと予想されることから国内事業を中心にして一層の事業の充実を目指す方針を決定しました。
 また、船舶設計技術者の資格認定制度をスタートさせ、将来広く世間で通用するようなステイタスの獲得を目標としてまいります。



決議事項
2020年度決算報告書類及び会計監査報告承認の件
本議案は審議の結果原案通り承認可決されました。
決算報告は開示しておりませんが、決算の要点は民間の信用調査機関に開示しております。



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